内臓脂肪が腰痛の原因になるって、ホント?


もはや腰痛は国民病です!

昨今、腰痛は国民病といわれています。厚生労働者の調査結果を見てみると、男性の自覚症状の第1位が腰痛で、女性では肩こりに次いで第2位でした。加齢や生活習慣からストレスまで、さまざまなことが原因として挙げられていますが、近年は内臓脂肪が蓄積されることも腰痛の原因になることが指摘されています。人間の体のなかで小さな骨が縦に積み重なった形状のものが背骨です。また、頭の部分は意外と重いといわれていますが、おおむね体重の8~10%です。つまり、体重が50kgの人だと、頭の重さは約4kgということになります。立っている状態だと、この重さが重力で背骨に真上からかかります。この頭の重さの負担を分散するため、背骨は直立しても真っすぐにはならずに、ゆるやかなS字カーブを描くようになっているのです。

おなかが出ると腰痛になる

背骨はせっかく負担を軽減する構造になっているのに、内臓脂肪がたまって、おなかが出てしまうと、どうなるのでしょうか。その答えは体が後ろに反りかえったり、少し猫背になったりします。重くなったおなかのバランスをとろうとするからです。そして、背骨の腰の部分が前に突き出てしまいます。この姿勢を長く続けていると、背中の筋肉に負担がかかり、痛みを感じるようになります。妊娠している女性の腰が痛くなるのも、同じ原理です。しかし、妊娠が原因の場合は出産すれば解消されますが、内臓脂肪が原因の場合はそうはいきません。むしろ腰が痛いことであまり運動しなくなり、そのためさらに内臓脂肪がたまり、症状を悪化させてしまうのです。

腰痛 注射は痛み止めの効果が短時間で表れるので、腰の痛みをすぐに緩和させたい時に役立ちます。その一方で注射による鎮痛効果は一時的なものに留まるので、暮らしの中で腰を傷めないように注意することが大切です。